社内ヘルプデスクの問い合わせを40%削減する方法|FAQ×チケット管理
記事概要:問い合わせ管理システムを活用すれば、情シスや人事、総務に集中する定型問い合わせをFAQで自己解決へ誘導し、解決できない案件だけをチケット化できます。本記事では、社内ヘルプデスク 効率化と情シス 問い合わせ 削減を進める手順、ナレッジ整備、Udeskの活用方法を解説します。
本記事の目次
問い合わせ管理システムを社内ヘルプデスクに導入する目的は、届いた質問を整理するだけではありません。情シス、人事、総務に繰り返し届く問い合わせをFAQで自己解決できるようにし、それでも解決しない案件だけをチケット化することで、社内ヘルプデスク 効率化と情シス 問い合わせ 削減を同時に進められます。
「40%削減」は定型問い合わせから考える
問い合わせを40%減らしたいからといって、すべての質問を自動化する必要はありません。
まず1か月分の問い合わせを確認し、「パスワードを忘れた」「経費精算の締切はいつか」「有給休暇はどう申請するか」「PCを交換したい」といった繰り返し発生する質問を抽出します。
仮に月1,000件のうち400件が、社内規程やマニュアルを見れば回答できる内容なら、この400件が最初の自助化候補です。実際の削減率は企業ごとに異なるため、40%は保証値ではなく、問い合わせ構成を確認したうえで設定する目標として考えます。

FAQを「社員が検索できる形」に変える
社内ポータルにマニュアルを置くだけでは、問い合わせはなかなか減りません。社員が「VPNにつながらない」と検索したときに、50ページのITマニュアルが表示されても、自分で必要な答えを探すには時間がかかります。
FAQは一つの質問に一つの回答を基本にし、社員が実際に使う言葉を含めます。「PC交換」だけでなく「パソコンが壊れた」「端末を交換したい」といった表現からも必要な情報へ到達できる状態を作ります。
UdeskのKCS Knowledge Baseも、蓄積した知識を自己解決に利用し、利用状況からナレッジを継続して改善する考え方を採用しています。
解決できない問い合わせだけをチケットにする
FAQを整備しても、個別判断が必要な質問は残ります。そこで、自己解決できなかった内容を問い合わせ管理システムへ渡します。
たとえばパスワード変更手順はFAQで案内し、アカウントがロックされている場合だけ情シスへチケットを作成します。人事なら福利厚生制度の説明はFAQ、個人の給与や休職相談は担当者へ振り分けるという形です。
UdeskのTicketingでは、問い合わせを一元的に管理し、担当者の負荷やスキルなどに応じた自動割り当て、SLA管理、共同対応などを設定できます。
情シス・人事・総務でナレッジを分担する
社内FAQが古くなる原因の一つは、更新担当者が決まっていないことです。
IT機器やアカウントは情シス、勤怠や休暇は人事、備品や施設利用は総務というように、カテゴリごとに責任部署を決めます。制度変更があればFAQも同時に更新する運用にすると、古い情報を社員へ案内するリスクを減らせます。
問い合わせログも月ごとに確認し、新しく増えた質問をFAQへ追加します。問い合わせ管理とナレッジ管理を別々の仕事にせず、チケットからFAQを育てる流れを作ることがポイントです。
3段階で自助化を進める
最初の段階では、過去の問い合わせを分類し、件数の多い定型質問をFAQ化します。次に、FAQで解決できない質問をチケットへ送り、担当部署と優先度を自動で振り分けます。
その後、検索しても解決しなかった質問や繰り返し発生するチケットを確認し、FAQを追加します。この循環を続けることで、問い合わせそのものを減らしながら、残った案件も処理しやすくなります。
最初から全社展開するより、情シスなど問い合わせ量の多い部署から始め、効果を確認して人事や総務へ広げる方が進めやすいでしょう。
Udeskの社内サービス事例
Udeskの英語公式サイトでは、Starbucksの社内サービスにAI、ナレッジ、チケットを活用した事例が紹介されています。EHR、勤怠、OAなどの社内システムと連携し、入社手続き、社会保障、社内規程などの一般的な質問へAIが回答できる環境を構築しました。公式記事では、繰り返し業務の負担を減らした結果、社内コミュニケーション効率が40%改善したとされています。
この40%は「問い合わせ件数が40%減った」という意味ではありません。ただし、FAQや社内ナレッジで定型質問を自己解決させ、担当者が個別対応へ集中するという考え方は、情シス 問い合わせ 削減にも応用できます。

UdeskでFAQとチケットをつなげる
UdeskはTicketing、AI Chatbot、LLM Knowledge Baseなどを同じサービス環境で組み合わせられます。2026年時点の製品構成でも、TicketingとLLM Knowledge Baseを含む連携型の運用が提供されています。
問い合わせ管理システムを単なる受付箱にせず、FAQで自己解決し、難しい質問だけをチケット化し、その対応結果を再びナレッジへ戻す。この流れを作ることが、社内ヘルプデスク 効率化を続けるうえで大切です。
FAQ
Q:社内問い合わせは何からFAQ化すべきですか
A:問い合わせ件数が多く、回答が部署や担当者によって変わらない質問から始めます。パスワード、申請手順、経費精算などが代表的です。
Q:FAQを作れば問い合わせは減りますか
A:FAQがあっても検索しにくければ利用されません。社員が使う表現で検索できる状態にし、問い合わせログから継続して更新する必要があります。
Q:FAQで解決できない質問はどうしますか
A:問い合わせ管理システムでチケット化し、内容に応じて情シス、人事、総務などの担当者へ振り分ける運用が適しています。
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本記事はUdeskのオリジナルであり、転載する際は出典を明記してください:https://www.udesk.jp/blog/news/guide/5620/
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