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コールセンター移行の実務|通話履歴・録音データ・電話番号を引き継ぐ方法

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記事概要:コールセンター移行で扱う顧客情報、対応履歴、録音、IVR設定、電話番号を資産別に分け、移行可否、形式、照合、切替日、ロールバックを整理します。技術担当者が移行計画と受入試験を作成するための実務ガイドです。

 
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コールセンターのデータ移行では、通話履歴、録音データ、電話番号を同じ方法で引き継ぐことはできません。CTIデータ移行は資産ごとに所有者、形式、保存要件、停止可能時間が異なるため、個別の移行計画と照合基準を作ります。

移行資産を五つに分類する

顧客マスタ、問い合わせ履歴、録音と文字起こし、IVR・ACD設定、番号・回線に分けます。画面に見えないユーザー権限、テンプレート、タグ、結果コード、帳票定義も忘れずに記録します。

定例会では全件を読み上げず、変化が大きい用件と影響の大きい例外を選びます。原因が運用、製品、情報、需要のどこにあるかを分け、次回までの担当と確認値を決めます。

コールセンター

移行可能な形式と容量を確認する

CSV、API、音声ファイル、設定票など、旧環境から出せる形式と新環境が受け取れる形式を対応させます。文字コード、時刻帯、添付上限、録音コーデック、ID桁数が変換時の欠落原因になります。

移行可能な形式と容量を確認するの改善前には、対象件数、発生条件、顧客影響、担当者の追加作業を基準値として残します。情報システム部門、移行プロジェクト担当者が原因を一つに決めつけず、流入、導線、データ、権限、システムの順に切り分けると対策を選びやすくなります。

顧客IDと履歴の関係を保つ

顧客を先に移し、旧IDと新IDの対応表を作ってから問い合わせ履歴を取り込みます。メールアドレスや電話番号だけで自動統合せず、重複候補と不一致を別一覧にして人が確認します。

変更は対象用件や時間帯を限定して行い、前後で同じ指標を比較します。複数の設定を同時に変えると効果の理由が分からなくなるため、仮説、変更内容、観測期間、結果を一つの記録へ残します。

資産 主な確認 受入試験
顧客情報 ID、重複、文字コード、権限 件数と抜き取り照合
対応履歴 状態、担当、日時、添付 検索と時系列表示
録音 形式、容量、メタデータ、期限 再生、権限、削除
IVR・ACD 分岐、音声、営業時間、優先度 実回線で全経路確認
電話番号 継続可否、切替日、発信表示 発着信と代替転送

 

録音は検索と再生まで試す

ファイル数が一致しても、日時、担当者、顧客、同意情報と結び付かなければ業務で使えません。抜き取り再生、ハッシュまたは容量照合、権限別アクセス、保存期限後の削除を受入試験に含めます。

担当者の経験に依存する部分は、判断条件と例外を文章化し、ナレッジまたはシステム設定へ反映します。個別に解決した案件を共有するだけでなく、次回に同じ問題を早く処理できる形へ変えます。

電話番号はデータより早く着手する

番号継続の可否と所要日数は通信契約に左右されます。移行できない番号は転送や新番号告知を準備し、切替当日の発着信、番号表示、緊急連絡、営業時間外案内を試します。

数値が改善しても、別チャネルへの移動、再問い合わせ、訂正、顧客の諦めが増えていないかを確認します。コールセンター移行の実務の成果は部分最適ではなく、受付から問題完了までの総工数と顧客結果で判断します。

差分移行とロールバックを準備する

全量コピー後から切替までに発生した履歴を差分で移します。切戻し時に新環境で受けた問い合わせを旧環境へ反映する方法も決め、切替後の書き込み停止時刻を明確にします。

差分移行とロールバックを準備するの変更後は、対象の指標だけでなく、再問い合わせ、訂正、別チャネルへの移動を同じ期間で確認します。改善が確認できなければ、仮説と実施内容を分けて記録し、次の変更で同じ原因を重ねて検証しないようにします。

移行対象と切り替え条件を整理する

コールセンターを移行する際は、電話機能だけでなく、顧客情報、問い合わせ履歴、録音、連携先など、どのデータを新環境へ移すかを整理します。要件票には必須、希望、対象外とその理由、確認方法を記載し、移行できない資産をどのように扱うか、誰が例外を承認するかも決めておきます。

Udeskが公開するJ&T Expressの事例では、従来個別に運用されていたWhatsApp、Facebook Messenger、メール、電話、アプリ内チャットなどを一つの環境へ統合し、導入は約8週間で進められたとされています。期間は企業によって異なりますが、複数チャネルを移行する際に対象範囲を整理し、一つの顧客対応環境へまとめる事例として参考になります。

コンタクトセンター

移行結果と変更履歴を残す

本番後は利用件数だけでなく、手作業への戻り、再処理、担当者間の転送、顧客からの再問い合わせも確認します。処理件数が増えていても後工程の負担が残る場合は、移行したデータ、設定、問い合わせ導線、担当範囲のどこに原因があるかを切り分けます。

情報システム部門や移行担当者は、移行前の基準値、対象期間、除外条件を同じ資料に残します。繁忙期や障害日の数値を通常時と分けておけば、移行後の変化がシステム変更によるものか、問い合わせ量の変動によるものかを判断しやすくなります。

引き継ぎ資料には、日常的に変更する設定、変更権限、承認者、切り戻し手順も記載します。担当者が不在でも同じ手順で対応できる状態にしておけば、本番移行後に特定担当者やベンダーへ依存することを避けられます。

移行後のデータ活用まで確認する

最終判断では通常時の動作だけでなく、繁忙期、外部サービス停止、移行失敗などの例外時も確認します。旧環境へ戻す条件や、移行途中の問い合わせをどちらのシステムで処理するかまで決めておけば、本番切り替え時の混乱を抑えられます。

移行先では過去データを保存するだけでなく、新しい電話、メール、チャットの履歴を同じ顧客へ結び付けられることも確認します。Udeskはクラウド型コールセンターと問い合わせ管理を組み合わせ、CRM連携や通話記録、チケット管理などを一つの顧客対応環境で扱えるため、既存資産の移行可否だけでなく、移行後にどのように履歴を管理するかまで含めて検討できます。

FAQ

Q:過去録音を移せない場合はどうしますか

A:旧環境を参照専用で残す案と外部保管を、費用と検索要件で比較します。

Q:全件照合は必要ですか

A:件数は全件、内容はリスクに応じた抜き取りと例外全件を確認します。

Q:電話番号移行は誰に確認しますか

A:現契約と新サービスの通信事業者双方へ番号種別を提示して確認します。

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本記事はUdeskのオリジナルであり、転載する際は出典を明記してください:https://www.udesk.jp/blog/news/guide/6306/

クラウドコンタクトセンター導入手順コールセンターコンタクトセンター

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