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チャットボットの導入効果はどれくらい?KPI設定と効果測定の方法

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記事概要:チャットボットの導入効果を、問い合わせ削減、自己解決、営業時間外対応、有人工数、顧客行動から測る方法を解説します。導入前の基準値、対象群、KPI、設置場所や回答範囲による不調原因を整理できます。

 
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チャットボットの導入効果は、起動回数だけでは判断できません。チャットボット効果測定では、導入前の問い合わせ件数、自己解決、有人処理時間を基準にし、ボット利用後の解決と再問い合わせまで追います。

導入前の基準値を取る

月間問い合わせを用件、チャネル、時間帯で分け、有人処理時間、一次解決、営業時間外の未対応を記録します。導入後と同じ定義を使えるよう、顧客IDと用件分類の方法も決めます。

導入前の基準値を取るの数値は、集計画面の名称ではなく計算式で管理します。分子、分母、除外条件、計測開始と終了、集計時間帯を定義書へ残すと、製品変更やチャネル追加後もチャットボットの導入効果はどれくらいKPI設定と効果測定の方法の推移を比較できます。

チャットボット

効果を四つに分ける

自己解決による有人件数削減、営業時間外の回答、担当者の処理時間短縮、購入や手続への到達を分けます。一つの総合効果へまとめる前に、各指標の分母と対象期間を確認します。

平均値は少数の長期案件に左右されるため、中央値と上位十分位も併記します。さらに用件、時間帯、担当グループ、新規・継続顧客で分けると、全体値の変化が需要増加によるものか運用問題によるものかを判断できます。

削減件数を過大評価しない

ボット利用後に電話やメールへ移った顧客は削減ではありません。一定期間内の再問い合わせ、有人転送、離脱、同じ質問の言い換えを結び付け、実際に解決した件数を算出します。

目標を設定するときは、他社の値をそのまま採用せず、自社の基準値、顧客への影響、必要工数を使います。一つの指標を改善した結果、再問い合わせ、品質評価、担当者負担が悪化していないかを対になる指標で確認します。

効果 指標例 誤読を防ぐ条件
利用 表示数、起動率 設置ページと対象訪問者
回答 回答率、未回答率 質問到達を分母にする
解決 解決率、再問い合わせ率 判定期間とチャネル横断
有人削減 回避件数、削減時間 転送とチャネル移動を除く
顧客体験 CSAT、離脱、完了率 回答者偏りと用件差

 

効果が出ない原因を診断する

入口が見つからない、対象用件が少ない、初期メッセージが不明、回答が古い、本人確認後の処理がない、有人転送が途切れるなど、利用、回答、解決の段階ごとに原因を分けます。

日次では急な変化を検知し、週次では用件とチームの偏り、月次では施策の前後差を確認します。チャットボット運用責任者、経営企画が同じ会議で原因と対策まで決められるよう、集計値から対象案件へ移動できる状態を整えます。

比較対象と期間を設計する

季節変動が大きい場合は前年同月や未導入ページを比較対象にします。公開直後の認知期間とFAQ改善期間を分け、キャンペーンや障害など外部要因を記録します。

数値が悪化したときは、担当者個人の評価へ直結させる前に、流入量、システム障害、ナレッジ、権限、配置を調べます。チャットボットの導入効果はどれくらいKPI設定と効果測定の方法を罰則的に使わず、改善仮説を選ぶための観測値として扱います。

経営効果へ換算する

削減工数、営業時間外の機会、有人チャットへの適切な送客、CSATを金額と非金額に分けます。システム費だけでなくFAQ更新、分析、連携保守の社内工数を差し引きます。

経営効果へ換算するを改善施策へ結び付けるには、異常値を検知した後の確認順序を決めます。元データ、集計条件、用件構成、要員配置の順に確かめ、原因が特定できない段階で評価や運用ルールを変更しないようにします。

前提条件と効果測定の基準を残す

実務資料には、チャットボットの導入効果に関する決定事項だけでなく、判断に使った前提値と確認日も残します。製品仕様、問い合わせ件数、担当者、契約条件が変わった際に前提を更新できれば、以前の結論をそのまま使い続けることを避けられます。

UdeskのSony事例では、製品情報が多く利用者が適切な回答へ到達しにくい課題に対し、AIチャットボット、ライブチャット、ナレッジを連携して運用しています。公開情報では問題マッチ率80%超、解決率70%超とされており、導入効果を判断する際も、利用件数だけでなく解決率などの指標を設定して確認する必要があることが分かります。なお、事例の数値は個別の利用条件に基づくため、自社では同じKPIを使って導入前後を比較することが必要です。

ベンダーへ確認する際も、「できますか」と聞くだけでなく、自社の件数、チャネル、権限、例外条件を示して動作を確認します。回答を標準機能、設定、オプション、開発、非対応に分ければ、導入後に必要となる追加作業も把握しやすくなります。

検証結果と運用変更を記録する

チャットボットの検証結果は、正常に動作した画面だけでなく、操作日時、入力内容、期待結果、実際の結果、証跡まで保存します。担当者が交代しても同じ条件で再試験できる状態にしておけば、設定変更後や障害復旧時にも同じ基準で確認できます。

運用ルールも一度作って終わりにせず、問い合わせ量、顧客行動、組織体制、製品機能の変化に合わせて見直します。変更理由と適用日を残し、旧ルールで処理中の問い合わせをいつ新しいルールへ切り替えるかも決めておく必要があります。

最終判断では通常時の利用状況だけでなく、繁忙期、担当者不在、外部サービス停止などの例外時も確認します。回答できない場合の案内方法や有人対応への引き継ぎまで検証しておけば、表面的な自動応答率だけで効果を判断することを避けられます。

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導入後は有人対応まで含めて見直す

チャットボットの導入効果を正しく測るには、ボットのログと有人対応の履歴を別々に評価しないことも大切です。自己解決率が上がっていても、有人転送後の聞き直しや再問い合わせが増えていれば、顧客や担当者の負担が減ったとは判断できません。

そのため本番後は、解決率、有人転送率、離脱率だけでなく、再問い合わせや対応時間も継続して確認し、問題があればナレッジや会話導線を修正します。UdeskではAIチャットボットと有人対応、問い合わせ管理を同じカスタマーサービス基盤で運用し、解決率や顧客満足度などを確認できるため、ボット単体ではなく問い合わせ対応全体を見ながら導入効果を見直す構成を検討できます。

FAQ

Q:問い合わせ削減率はどう計算しますか

A:比較可能な基準期間との差から、再問い合わせとチャネル移動を除いて算出します。

Q:効果測定はいつ始めますか

A:導入前に基準値とイベント計測を整え、公開直後から継続します。

Q:利用率が低いと効果はありませんか

A:対象ページや用件が限定されている場合は、対象母数に対する解決で判断します。

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本記事はUdeskのオリジナルであり、転載する際は出典を明記してください:https://www.udesk.jp/blog/news/guide/6261/

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